「煙草をやめたら太った」という話をよく聞きます。理由としては、一つ目に、舌が正常な状態に戻り、食べ物が美味しくなった。二つ目に、口元が淋しく常に何かを食べてしまう。三つ目に、胃腸など内臓の調子が良くなり、食欲旺盛になる。こういったことがあげられます。しかし、煙草をやめて太ることは考えられますが、煙草を吸うことで痩せるという根拠はどこにもありません。喫煙者は、喫煙本数が多くなるにつれて肥満者が増加し、特に2箱以上吸うヘビースモーカーでは肥満の割合はかなり高いのです。
喫煙は、男性の場合だと、身長160cmなら40kg、身長170cmなら46kg、身長180cmなら52kg、女性の場合、身長150cmなら45kg、身長160cmなら51kg、身長170cmなら58kgの脂肪を抱え込むことと同等のリスクを背負うことになります。一日1箱吸う人が病気にかかる可能性は、標準体重を30kg超えている人と同じなのです。
せっかく煙草をやめたのに、体重が増えてしまい、それがストレスになってしまう人がいるかもしれません。しかし、このデータのように、多少の体重の増加では、喫煙ほど身体を悪くすることはあり得ないのです。禁煙に成功した皆様に健康でいて欲しいですし、余計なストレスを感じて欲しくはありません。だから、少しの運動をお勧めします。次のような体験談を送ってくださった方がいます。「離煙してから、食べる量が増えてしまい、二ヶ月で体重が7kgも増えてしまいました。痩せたい、でも美味しいものも食べたい。それなら食べた分動けばいいという結論になり、ジム通いを始めました。週三、四日は、二時間程度ジムでしっかりと運動して、そして食べたいものをたくさん食べる。おかげで、最近は大変体が軽く、若返ったように感じています。」運動は苦手という方も、まずはウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。