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タバコのために森林伐採?

毎年、地球温暖化が目に見え、身体で感じられるくらい著しく進んでいます。その温暖化を促進してしまう原因の一つとして挙げられるのが「森林伐採」。森林伐採することによって環境破壊が起こります。 この森林伐採が実は「タバコ」と深い関係があるのです。 「タバコが自然界に及ぼす影響とは?」と聞かれると、皆さんがふと思いつくのは「タバコの煙」ではないでしょうか。自分が吸っているタバコから二酸化炭素が出ているからと。もちろん出てはいますが、それはタバコ一本一本からは、きわめて少ないのです。 しかし、実は、タバコの葉を1キロ乾かすのに、薪でいったら10キロも必要なのです。ただカラカラに乾かせばいいというわけではありません。タバコの風味を損なわないように乾かすのです。そのためには、ある程度低い温度で、じわじわと時間をかけて乾かすことが必要なので、薪や炭をより多く消費します。その薪炭材を確保するために森林が伐採されるわけです。 WHO(世界保健機構)によると、世界中で薪として伐採される樹木のうち、重量にして80%、すべての伐採される木の6本に1本が、タバコ葉乾燥用の燃料として商業的に用いられているとのこと。これは地球上の森林伐採総面積の12%に相当し、毎年、長野県二つ分もの森が、地球上から、タバコの葉を乾かすためだけに消えていることになります。 また、タバコ煙には、カドミウムや鉛などの重金属やポロニウムといった放射性物質が含まれています。これら有害物質は、タバコ葉耕作のために使用される農薬や化学肥料に由来すると言われ、土壌汚染につながるのです。 「今がよければ、後は知らぬ顔」ではいけません。私たちは、「生きていくため」に大切な資源を一刻も早く守らなければならないのです。


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