所かまわずタバコをプカプカ!?喫煙者にこそ知ってほしい、周囲に広がる有害物質

所かまわずタバコをプカプカ!?喫煙者にこそ知ってほしい、周囲に広がる有害物質

コロナ禍以降、マスク着用が公衆マナーとなりました。感染リスクを多少なりとも軽減する一方、マスクを外せば、周りに不穏な目で見られてしまいます。感染を拡大させてしまうリスクが高まるのですから、着用は当然だと多くの方が受け止めているのでしょう。

喫煙者によるタバコの煙にも有害物質が含まれているというのは、今さらの話と思われるかも知れません。喫煙者なら「そんなことは承知の上。自己責任だ」と言いたくもなるでしょう。しかし、有害物質の含まれていないきれいな空気、安心して暮らせる生活環境がどれだけ大切か、世界中の人々が見直し始めています。これも知っておくべき公衆マナーであり、自分や近しい人々の健康を守る上で必須の知見とも言えるのではないでしょうか。

タバコの煙は大きく3種類にわけられます。喫煙者がフィルターから吸い込む主流煙、吸って吐き出す呼出煙、火のついた部分から立ち上る副流煙。いずれも発がん性物質などの有害成分が含まれているのですが、そうした有害成分の中には主流煙よりも副流煙に多く含まれているものがあるとすると、どうでしょう?

受動喫煙とは、タバコを吸わないのに、近くに喫煙者がいることで害悪ある煙にさらされ、タバコを吸わない人も強制的にタバコを吸わされているような状況のこと。呼出煙と副流煙の混ざった煙を昨今では「環境たばこ煙」とも呼び、改正健康増進法第28条では「人が他人の喫煙によりたばこから発生した煙にさらされることを」と定義しています。喫煙者がタバコを吸う権利はもちろん認められるべきですけれども、場所をわきまえないでスパスパやっていると、法律違反となり、行政指導、行政処分や罰則(過料の徴収)となりかねません。

タバコの煙に含まれる「3大悪」の恐怖

実際のところ、あの白い煙には約3000もの化学物質が含まれていて、このうち200~300が有害物質なのです。とりわけ3大悪と呼ばれているのが、ニコチン、タール、一酸化炭素。

ニコチンはヒトの中枢神経に作用する毒物で、心拍数をあげ、血圧を高め、抹消血管を収縮させる。その毒性はあの青酸カリより強力という説もあるほどです。

しかも依存性があり、禁煙するときにも高いハードルとなってくる「ニコチン切れ」という状態になり、様々な辛い離脱症状をもたらすことで知られます。タバコを止めたいのに止めさせないようにする魔物のようですね。

タールはタバコの煙のなかで、一酸化炭素やガス状の成分を除いた粒子状の成分です。

タバコを吸ったときにフィルターを茶色くし、白い歯もピンク色の歯肉をも黒ずませ、口臭や歯周病の原因にもなる「ヤニ」。このタールには発がん物質が約70種もあり、肺や咽頭など呼吸器系にとどまらず、様々ながんを誘発します。

一酸化炭素(CO)は、血液の酸素を身体中に運んでいる赤血球のヘモグロビンと、酸素の200倍以上結合しやすく、喫煙者になると慢性的な酸素欠乏状態に陥ります。タバコを吸い続けることで顔艶や肌の色もくすみ、年齢以上に老けさせてしまう。運動能力が低下して、ランニングはおろか、普通に歩くだけでも息が切れてしまうようになる。一酸化炭素は、タバコ葉が不完全燃焼を起こすことで生じる物質です。主流煙にも副流煙にも含まれ、喫煙者の周囲にいる非喫煙者の体内にも取り込まれてしまいます。そして、いずれも成人病の最たる動脈硬化を促進してしまうのです。ニコチン、タールにつづき、三番目にとらえがちですけれども、実に恐ろしく、サイレントキラーなんて呼び方もされます。

最近は、こうした害悪の流布もあって、加熱式タバコに切り替える喫煙者が少なくありません。加熱式タバコの場合、煙はエアロゾルであり、有害成分が紙巻タバコよりも少ないと喧伝されていますが、加熱式にも有害な化学物質は含まれている上、加熱式の方が紙巻より多く含まれている有害成分もあったりして、加熱式ならば安心、安全と一概には言えないのが実情です。たとえば加熱式は、なるほどヤニの発生は紙巻と比較すると少なくなりますが、加熱式にはタバコの葉を加工する際に転化される液滴粒子がタールに加わっていることが明らかになっています。本当に自分や家族、親しい人たちの健康を考えるならば、禁煙するのが早道なのです。

煙の向こうに拡がる幸せの中身

「禁煙はつらいよ」

そういう言い方が昔からよくされ、喫煙者の皆さまの中にも頷く方がいらっしゃることでしょう。ニコチン切れによる禁断症状には確かに一定期間見舞われるかも知れません。でも、果たしてそれだけでしょうか。

30代後半まで、毎日20本以上をプカプカと吸い続けた喫煙者のサラリーマンは禁煙して、みるみる健康、元気に、そして美しくなる自分の身体を見て、驚き歓んだそうです。

まず肌艶が良くなり、足裏がつるつるし、水やご飯がおいしい。「そんなにすぐ変化があるのか」と喫煙者の方は言われるかも知れませんけれど、ニコチンはたったの72時間、3日もあれば体内から完全に抜けるとのデータがあります。心肺機能も改善し、階段の上り下りだけで息が切れ、ぜぇぜぇ言っていたのが、なんと、走ることができるように。

人の身体は、良くしてやると、ただしく良くなっていくものです。このサラリーマンは40代になって試しに始めたランニングで、みるみる距離がのびたそうです。リズムやスピードがつき、ランニングすることが気持ち良く、楽しいと言います。ランニング時の呼吸や深呼吸で、きれいな酸素がからだ中に巡っているのを想像できるくらい、心身ともに健康を実感されているそうです。

逆にいえば、喫煙によってどれだけ身体に負担をかけ、汚していたかが如実に分かったことでしょう。

しかし、これだけいい話を聞いても、いざ禁煙となると、失敗やタバコのない生活に不安を感じる人もいらっしゃることでしょう。でも、案ずるより産むがやすしです。

禁煙中は、浮いたタバコ代でいつもより少し贅沢なランチを食べるなど、自分へのご褒美的な工夫をしてみるのもひとつの方法です。食べたいものを我慢せず食べる、いつも飲む飲み物をちょっとリッチなものに変えてみるなどもいいですね。工夫次第で、さほど躍起にならず、歯を食いしばって耐えなくても、タバコをガマンできてしまうのです。

もちろんこうしたガマンも良いですが、今ならば離煙パイプという、禁煙するにはもってこいの最強の味方もあります。試して損はないでしょう。 外を出歩いたり、会食もままならない状況が続いていますが、我が身、我が心はどこまでも自由で、自分で自分の世界を拡げることはできます。病は気から。禁煙も思い立ったその日から。はじめるのに遅いも早いもありません。

禁煙ライター 並木進

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毎日のタバコに少しづつ空気を混ぜていく事で、気付かない間にニコチンから離脱。禁煙でイライラしたくない方におすすめです。

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