本ページは、「離煙実践講座 本離煙編(1)」の書籍内容を掲載しています。

離煙ブリーズ(禁煙呼吸法)をしましょう

禁煙中にタバコが吸いたくなったときに、非常に効果的な禁煙呼吸法があります。「離煙ブリーズ」です。ブリーズとは呼吸のことですが、じつはタバコを吸うのも呼吸なのです。禁煙し、離煙していくこれからはタバコを吸う代わりに離煙ブリーズをして気持ちを安らかにするのです。

それでは具体的に、離煙ブリーズのやり方を説明しましょう。


【離煙ブリーズのやり方】

(1)肩の力を抜いて身体全体をリラックスさせます。

(2)鼻から空気を一気に吸い込みます。そして五秒間息を止めてください。頭の中で、「1、2、3、4、5」とカウントしてください。頭の中でしっかりカウントすることによって、離煙ブリーズの効果が高まります。

(3)口をすぼめて10秒間かけてゆっくりと息を吐き出します。このときも「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10 」と頭の中でカウントしながら吐き出してください。


離煙ブリーズに慣れできたら、徐々に呼吸を長くしていきます。息を止める時間を五秒から七秒へ伸ばし、吐く時間も10秒から14秒と長くしてみてください。その次は10秒止めて20秒で吐く、さらにその後は15秒止めて30秒で吐ききる。このような感じで、息を止める秒数と吐ききる秒数を、少しずつ長くしていきます。この時、必ず止めた時間の倍の時間をかけて吐ききるのがポイントです。

離煙ブリーズは、「タバコの煙を吸って吐く」という長年の悪習に立ち向かうために、離煙協会が考案し提唱している呼吸法で、意識して繰り返すことで、喫煙習慣の精神的依存性を徐々になくしていこうというものです。

また、一時的な酸欠状態をつくることによって、タバコを吸い過ぎたときと似たような感覚になり、タバコへの欲求を瞬時に消し去ることができます。さらに、酸欠状態から元に戻るときには新陳代謝が活性化され、まさに一石二鳥の呼吸法です。いつでもどこでも、他人に気づかれずに、しかも即効性があり、お金もかからない。この離煙ブリーズの方法を必ず身につけて、ちょっとでも吸いたくなったら、即実行してください。

長年タバコを吸ってきたあなたにとって、15秒止めて30秒で吐く離煙ブリーズはとても辛く感じられるでしょう。でも大丈夫です。本離煙活動を2カ月、3カ月と続けていれば、20秒止めて40秒で吐く離煙ブリーズでも難なくこなせるようになるでしょう。

目次 離煙実践講座 本離煙編(1)

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