離煙実践講座本離煙編(1)

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他の習慣と同じ

おはようございます。とうとう四日目の朝になりました。あなたは禁煙をスタートしてからもうすでに八〇時間もタバコを吸っていません。だいぶ、禁煙というタバコの無い生活にも慣れてきたのではないでしょうか。

昨日もふれたように、身体からニコチンが抜けるのは四八時聞から長くても七二時間です。そうなのです。つまり、あなたの身体にはもうニコチンは残っていないのです。もちろん個人差があるので、まだ少し生理的依存の残っている方もいるでしょうが、それはどんなに長くても約一週間といわれています。しかし序離煙の一カ月で二〇分の一からスタートしているあなたですから、完全に抜けているはずです。

さて、残された心理的依存なのですが、そんなに難しく考えないでください。言ってしまえばただの習慣です。たとえばよくある話ですが、長髪の人が急に短髪になると、慣れるまで無い髪をかきあげようとします。じつはこれと同じなのです。あなたにも、過去、幾つかの習慣(クセ)を克服した経験があるのではないでしょうか。禁煙、そして離煙もその時と同じです。時間が経つにつれ、なんともなくなっていくのです。ただそれだけのことです。

●朝のカリキュラム

四日目ともなると、この文章を読む前に、すでに朝のカリキュラムを終えている方もいるのではないでしょうか。まず呪文を唱えながら、水を一杯飲んでください。一口目は「タバコが嫌いになる」、二口目は「タバコがどんどん嫌いになる」、三口目は「タバコはもう、完壁に嫌いになった」ですね。そして離煙ブリーズも確実に行ってください。